蒸機には欠かせない施設に【転車台】があります。
主に運転台が片側のみにある車両、逆方向への走行性能が限られている車両等を載せて 回転させて進行方向に向ける施設 が【転車台】です。
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しかし、運用上の施設以上に【蒸機を魅せる舞台】として大いなる存在であります♪

蒸機全盛の時代は拠点駅や起終点駅には必ず転車台が設けられていました。
機関区には扇型機関庫と転車台をセットで設置。
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《1987年@梅小路蒸気機関車館 時代》
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現在では見られない『蒸機の機関部と炭水車を別個に整備する』等に有効な設備でした。


《京都鉄道博物館・梅小路蒸気機関車庫 》

1972年(昭47)に鉄道開業100周年記念に開設された【梅小路蒸気機関車館】。
2016年(平28)に【京都鉄道博物館・梅小路蒸気機関車庫】として新オープン♡
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C59やC62も載せられる国内最大級の直径20.45mを誇る梅小路機関区の転車台。
転車台を中心にラウンドハウス@扇型機関庫が囲む光景は圧巻です♪
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【1956年(昭31)製・20m級三点支持型上路式(製造メーカーは明確に特定されいません)
東海道本線の要所として国内最大・最重量級のC59・C62などを頻繁に方転させるため、強固な三点支持式を採用。あまり慎重に積載位置を気にすることなく高回転で稼働する梅小路の転車台の秘密はココですな!早すぎるって気もしますがw
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上路式:デッキガーター橋と同じ構造でレール下に主桁が収まっているので足回りが隠されることなく見えるのがヨサゲです♪
中央部のヤグラ:転車台中心をとおる架空線から転車台用電源を集電。360度回転してもねじれることのないステップリング接点を持つ集電装置を搭載するためのヤグラです。

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京都鉄道博物館・梅小路蒸気機関庫ではラウンドハウス内に静態保存機を展示。
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20線ある広大なラウンドハウスの一角に動態保存機の収容・日常整備の区画もあります。


現在まで生き残っている機関庫+転車台は復活蒸機や観光資源として活用される事例も多いです。


《津山まなびの鉄道館》

岡山県の旧津山機関区に現存していた扇形機関庫+転車台を観光資源化!
2016年に津山まなびの鉄道館としてオープンした鉄道保存展示施設。
現在も稼働可能。時折り保管車両の露天展示&回転演舞を披露♡
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【1930年(昭5)川崎車輛製。20m級バランス型下路式】
バランス型:全荷重は中央の支柱@中心支承・ピポットだけに集中します。両端の車輪(ガイドローラー)は外周のレールからわずかに浮いた(または接触していない)状態で稼働。
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下路式:スルーガーター橋と同じ構造です。レールが乘っている横桁と縦桁を主桁で挟む構造なのでピットを深く掘り必要がありません。そのかわり主桁が足回りを隠す形状になってしまいます。



《上越線@水上駅構内》
群馬県の水上駅に設置。『SLぐんま みなかみ』牽引機の方転に使われる転車台。
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【1931年(昭6)水上機関庫開設と同時に設置。20m級バランス型上路式】
(製造メーカーは明確に特定されいません)
『みなかみ転車台広場』として公園化され方転作業も身近に楽しめるよぉになりました。
が、近年ではこの見学が有料化!なんとも世知辛いですなぁ~。。。
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大型蒸機対応の20m級転車台。ちなみに C61全長@20.4m・D51全長@19.7m。
20m級といっても長さに冗長性を持たせていますね~
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梅小路や津山の転車台と見比べると主桁中心部にヤグラがありません。
転車台用電源は地中に埋設されており中心支承@ピポット付近で給電してると思われます。
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しかし転車台ピット内に湧き水多し。。。左端の案内レールを激しく超える湧水!
地中埋設の転車台用電源が心配でなりません!激(;'∀')



《直江津D51レールパーク》
新潟県上越市の直江津運転センターに現存していた扇形機関庫+転車台を観光資源化!
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扇形機関庫+転車台を中心に鉄道テーマパーク@直江津D51レールパークを展開!
【D51 827】は炭水車に仕込んだコンプレッサによる圧縮空気で稼働!車掌車2両を牽いて直江津駅構内を無音クルーズしますw 午前のクルーズ終了で転車台にて円舞後、ラウンドハウス内へ移動@休憩のイベント有♪
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【1960年(昭35)汽車製造製・20m級三点支持型上路式】
水上と同様、主桁中心にヤグラの無い地上給電方式です。転車台用電源配線がピットの底を這っている配線が分かるでしょ?
一方、頭上に架線が張られ電機も方転可能な転車台なのでした!



《ばんえつ@新津駅構内》
磐越西線で運行している【ばんえつ物語@C57 180】のねぐら@新潟県の旧新津機関区。
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コチラも現在は転車台周りを整備して有料見学が行われています。。。
ねぐらのラウンドハウスから転車台に載るのが朝のルーチンワーク。
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【1948年(昭23)横河橋梁製・20m級バランス型下路式】
バランス型ゆえに重心位置が重要!な割に20m級にしてはかなり窮屈な主桁。。。
重心をついて積載しないと・・・
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電動でココまで廻ったもののチカラ尽き、、、最後には人力で廻すしかありません。。。
このあと撮影していたオイラ達も呼ばれて一緒に廻したってコトはヨキ思い出ですw



《なつかしのSL銀河ドリーム号》
1989年から年一回の東北蒸機の恒例運転だった【D51 498】による『SL銀河ドリーム号』。往路終点@釜石駅の転車台にて方転が昼の行事でした。
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釜石駅の転車台は国鉄時代に上路式から下路式へ置き換えたそぉな。その際バランス型から三点支持型に変更。1970年代に行われた交換は 蒸機の大型化により前後の重量バランスのバラつきが増大し、1点でバランスを取りにくくなったゆえの三点支持式化だったよぅです。


《夜は盛岡で整備》
『SL銀河ドリーム号』は花巻~釜石間を1日1往復を2日間運転してました。
復路の花巻駅到着後、列車は盛岡運転所へ回送。
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【製造年、製造会社不明・20m級三点支持型下路式】
盛岡機関区は東北地区最大の機関庫をもち、東北本線・山田線・田沢湖線・花輪線の基地でした。
蒸機全盛時には8620・C11・C58・C60・C61・D51・D60等が配置され忙しい機関区でした。

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ラウンドハウス脇に駐機。翌日の運行準備で袋詰めされた石炭を開封していました。
炭水車の傍らに散乱しているのは石炭袋。前年までは車掌車を伴走車に使ってたよぉですが、2001年はスハフ12を使用してたようです。のちのオヤ12 1ですかね~?



大型蒸機による転車台@円舞は見ごたえのあるアトラクションですなぁ~♪
いよいよ思い出の彼方の光景になっちゃいそぉで・・・orz