正月の名物スポーツといえば、日本では駅伝やラグビーですかねぇ~。。。
かつて、、、世界を相手に『日本技術の結晶』が活躍した正月名物がありました。
世界一過酷なモータースポーツ競技・・・《パリ・ダカール ラリー》

【三菱・パジェロ】の名を世界へ轟かせた『通称@パリダカ』♡
1978年から始まったこのラリーはWRCの秒単位でしのぎを削る競技とは異なり、、、砂漠を横断! 道なき道を突き進む! いわば【冒険】といえるモータースポーツでした♪
かつて、、、世界を相手に『日本技術の結晶』が活躍した正月名物がありました。
世界一過酷なモータースポーツ競技・・・《パリ・ダカール ラリー》

【三菱・パジェロ】の名を世界へ轟かせた『通称@パリダカ』♡
1978年から始まったこのラリーはWRCの秒単位でしのぎを削る競技とは異なり、、、砂漠を横断! 道なき道を突き進む! いわば【冒険】といえるモータースポーツでした♪
このパリダカを創設したフランス人冒険家@ティエリー・サビーヌはこぉ語っています、、、『私が冒険の扉を示す。開くのは君だ。望むなら連れて行こう!』
人が手にした一番身近なテクノロジーで挑む『人類vs大自然』その門戸は幅広く開かれ、
『プロ・アマチュアドライバー』『ワークス・プライベーターチーム』『改造範囲・使用燃料』『プロトタイプ・市販車・4輪・2輪・クロカン・バギー・カミオン・モト』などなど【ごった煮】条件で毎回300台以上の車両がエントリーする人気モータースポーツです♪

約20日間の開催期間で総走行距離1万km以上を走破!! うち競技区間・SS(セレクティブセクター)@タイムアタック区間が大会ごとに増減しますが4000~7000km設定。毎大会1、2回のマラソンステージと呼ばれ、2日間を無整備(タイヤ交換などの軽作業は可)で乗り切らなければならない『壊さずに速く走る』二律離反なセクターや、GPS使用禁止で大会から支給されるロードマップだけで走破しなければならないセクターがあるなど、、、まさに大冒険です。
《パリダカ》といえば三菱・パジェロ!
2023.06.09.愛知県@三菱自動車・岡崎製作所内にある【三菱モーターギャラリー】を訪問。
訪問の際に開催していた『パリダカ企画展』で出会えた競技車両でパリダカをご紹介。

見るからに質実剛健な【クロスカントリー四駆】なパジェロは1982年登場。
三菱・パジェロを世界へ!な販売促進のため『市販車クラス』で参戦を決断!

【1983年・第5回パリ-ダカール ラリー】市販車改造クラス優勝車。
市販車改造クラスは改造範囲が限定されているのでベース車の素性が直接影響します。
アンドリュー・コーワンがドライブしクラス優勝、さらに総合11位をもぎとりました。
かの人は、あの1990年代のWRC・三菱ランエボ、2000年代のパリダカで金字塔をうち建てた三菱ラリーアート・ヨーロッパの代表ですぜ!奥さん
アンドリュー・コーワンって83~90年のパリダカ@三菱ワークスドライバーで活躍してたんだね~

【1985年・第7回パリ-ダカール ラリー】プロトタイプクラス@総合優勝車。
パリダカ総合優勝を狙って改造範囲の広いプロトタイプクラスを選択。サスペンション構造の変更・ホイールベース拡大や重量バランスの最適化・ボディパネルの素材変更で軽量化を実現するも、市販車のラダーフレームとボディ構造を踏襲した市販車改造クラス的な成り立ちで保守的なアプローチでした。
この年のパリダカは参加総数552台!四輪部門だけで362台の大盛況♪
22日間で10284km、うち競技区間7487km。テネレ砂漠を2回も横断する過酷なルートで完走は146台!4輪部門だけでいうと完走101台の大冒険でした。
その大会で遂にパジェロ@日本車初の総合優勝を射止めたのでした♡

1997年からプロトタイプクラス(グループT3)にワークス参戦が禁止となったため、市販車改造クラス(グループT2)へ活動の場を移した三菱ワークスチーム。そのグループT2のホモロゲのために生み出された市販車がパジェロ@2代目をベースとしたパジェロ・エボリューション(E-V55W)でした。
1999年9月にパジェロ@3代目発売。パリダカ競技車もパジェロ@3代目ベースのグループT2へ移行。
2002年、FIAの技術規定変更によりパリダカ主催者は独自規定を制定。市販車をベースとしない《スーパープロダクションクラス(グループT1)》が設定されます。

【2002年・第24回パリ-ダカール ラリー】グループT1@総合優勝車。
2002年の三菱ワークスチームはパイプフレーム使用可能など改造範囲の広いスーパープロダクションクラス(グループT1)へクラスチェンジして参戦。しかし、競技車両は基本性能と信頼性が裏打ちされた前年のグループT2@パジェロをベースとする堅実路線で開発。外見はワイド感たっぷりな3代目パジェロのシルエット♪

2002年・第24回パリ-ダカール ラリーは三菱圧勝!総合順位ベスト10中、9台のワークス・セミワークス・プライベーターの三菱車で占められました!そして総合優勝は増岡 浩。1997年@篠塚 健次郎につぐ二人目の日本人ウィナー誕生でした。

2000年代に入ると出発地がパリでない大会が続出!『パリダカ』から【パリ】を外して『ダカール ラリー』と呼ばれるようになります。
三菱ワークスチームはグループT1規定のマルチチューブラーフレーム(パイプフレーム)のシャーシにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のカウルを装着したプロトタイプの競技車を『パジェロエボリューション』と呼び投入。しかし市販車とかけ離れた構造・スタイルでパジェロを語るのはいかがなものか?とオイラ的に嫌悪されますw

【2007年・第29回リスボン-ダカール ラリー】グループT1@総合優勝車。
フランスのMMSP SAS(三菱自動車モータースポーツ SAS)と岡崎@車両開発部門がグループT1規定で開発した【MPR13】
Aピラーを支点にガルウィングで開口するメッチャ寸足らずのドアにパジェロと呼ぶには抵抗ありマクリですw

2007年に通算勝利12回を献上!この年を最後に『パジェロ』名義での参戦終了。

ダカール ラリー通算最多勝利マシン【パジェロ】(通算勝利数12回)
その名は偉大なる冒険記の1ページに刻まれたのでした♪
三菱ワークスチームはクリーンディーゼルエンジン搭載車でダカールラリーを含むクロクカントリーラリー競技に参戦!
新型車両は『レーシングランサー』の名でエントリーする!!と発表。。。

しかし2008年、ダカールラリーはアフリカ北西部@モーリタリアの治安悪化の為、開幕前日に開催中止を発表!? さらに『ダカール ラリー』の名で2009年・第31回からは南米を舞台に開催!さらばアフリカ・・・さらばサハラ砂漠、、、それでも『ダカール』の名を語るのか!? ヲイヲイですな。。。

【2009年・第31回ダカール ラリー2009】グループT1@総合優勝車。
2007年までの参戦車@パジェロエボリーションを踏襲した【MRX09】。
屋根上が妙に気になります!アレはでっかいエアインテーク!!!で外気を取り込み、リアハッチ内のインタークーラーを冷やしてるそぉな!
外見はランサースポーツバックをモチーフにしてるそぉな、、、 ん!? ん~そぉ言われても・・・どこら辺が?

ダカール ラリー2009では4台がエントリーするも3台リタイア。生き残った1台は10位完走。
そして三菱ワークスチームは2009年をもって【ダカール ラリー】をはじめとするクロスカントリーラリー競技から撤退。。。開発母体だったMMSP SASも売却!すでに2005年にWRCからも撤退していたので・・・三菱ワークスはラリー界から完全に手を引いたコトになります。
その後『レーシングランサー@MRX09』はブラジル三菱やプライベーターにより2013年ごろまで活躍が確認されています。。。
三菱ワークス撤退しましたが、《ダカール ラリー》は2024年も開催されます。
2020年から舞台はサウジアラビアに変わってました!でも《ダカール》シリーズですってさ~
最近はTOYOTA GAZOO Racingが頑張っているよぉです♪ 車種はハイラックスですって!
※朗報!あの『三菱ラリーアート』が再始動♪

三菱ラリーアート@AXCR 2023 参戦車♡三菱モータースポーツよりキャプ
かなりカコイイです♡ 正直↑ダカールラリー@TOYOTA車よりクルマ然してるので見てて安心しますw
以上、三菱オートギャラリー@パリダカ企画展からの《ダカール ラリー》紹介でした。

ホントはWRC@ランエボ目当てに行ったのに1台も展示されてなくてショボーンだったので・・・
記事にする気にもならなかったってコトなんだからねw 肯定しよった!!!
人が手にした一番身近なテクノロジーで挑む『人類vs大自然』その門戸は幅広く開かれ、
『プロ・アマチュアドライバー』『ワークス・プライベーターチーム』『改造範囲・使用燃料』『プロトタイプ・市販車・4輪・2輪・クロカン・バギー・カミオン・モト』などなど【ごった煮】条件で毎回300台以上の車両がエントリーする人気モータースポーツです♪

約20日間の開催期間で総走行距離1万km以上を走破!! うち競技区間・SS(セレクティブセクター)@タイムアタック区間が大会ごとに増減しますが4000~7000km設定。毎大会1、2回のマラソンステージと呼ばれ、2日間を無整備(タイヤ交換などの軽作業は可)で乗り切らなければならない『壊さずに速く走る』二律離反なセクターや、GPS使用禁止で大会から支給されるロードマップだけで走破しなければならないセクターがあるなど、、、まさに大冒険です。
《パリダカ》といえば三菱・パジェロ!
2023.06.09.愛知県@三菱自動車・岡崎製作所内にある【三菱モーターギャラリー】を訪問。
訪問の際に開催していた『パリダカ企画展』で出会えた競技車両でパリダカをご紹介。

見るからに質実剛健な【クロスカントリー四駆】なパジェロは1982年登場。
三菱・パジェロを世界へ!な販売促進のため『市販車クラス』で参戦を決断!

【1983年・第5回パリ-ダカール ラリー】市販車改造クラス優勝車。
市販車改造クラスは改造範囲が限定されているのでベース車の素性が直接影響します。
アンドリュー・コーワンがドライブしクラス優勝、さらに総合11位をもぎとりました。
かの人は、あの1990年代のWRC・三菱ランエボ、2000年代のパリダカで金字塔をうち建てた三菱ラリーアート・ヨーロッパの代表ですぜ!奥さん
アンドリュー・コーワンって83~90年のパリダカ@三菱ワークスドライバーで活躍してたんだね~

【1985年・第7回パリ-ダカール ラリー】プロトタイプクラス@総合優勝車。
パリダカ総合優勝を狙って改造範囲の広いプロトタイプクラスを選択。サスペンション構造の変更・ホイールベース拡大や重量バランスの最適化・ボディパネルの素材変更で軽量化を実現するも、市販車のラダーフレームとボディ構造を踏襲した市販車改造クラス的な成り立ちで保守的なアプローチでした。
この年のパリダカは参加総数552台!四輪部門だけで362台の大盛況♪
22日間で10284km、うち競技区間7487km。テネレ砂漠を2回も横断する過酷なルートで完走は146台!4輪部門だけでいうと完走101台の大冒険でした。
その大会で遂にパジェロ@日本車初の総合優勝を射止めたのでした♡

1997年からプロトタイプクラス(グループT3)にワークス参戦が禁止となったため、市販車改造クラス(グループT2)へ活動の場を移した三菱ワークスチーム。そのグループT2のホモロゲのために生み出された市販車がパジェロ@2代目をベースとしたパジェロ・エボリューション(E-V55W)でした。
1999年9月にパジェロ@3代目発売。パリダカ競技車もパジェロ@3代目ベースのグループT2へ移行。
2002年、FIAの技術規定変更によりパリダカ主催者は独自規定を制定。市販車をベースとしない《スーパープロダクションクラス(グループT1)》が設定されます。

【2002年・第24回パリ-ダカール ラリー】グループT1@総合優勝車。
2002年の三菱ワークスチームはパイプフレーム使用可能など改造範囲の広いスーパープロダクションクラス(グループT1)へクラスチェンジして参戦。しかし、競技車両は基本性能と信頼性が裏打ちされた前年のグループT2@パジェロをベースとする堅実路線で開発。外見はワイド感たっぷりな3代目パジェロのシルエット♪

2002年・第24回パリ-ダカール ラリーは三菱圧勝!総合順位ベスト10中、9台のワークス・セミワークス・プライベーターの三菱車で占められました!そして総合優勝は増岡 浩。1997年@篠塚 健次郎につぐ二人目の日本人ウィナー誕生でした。

2000年代に入ると出発地がパリでない大会が続出!『パリダカ』から【パリ】を外して『ダカール ラリー』と呼ばれるようになります。
三菱ワークスチームはグループT1規定のマルチチューブラーフレーム(パイプフレーム)のシャーシにCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のカウルを装着したプロトタイプの競技車を『パジェロエボリューション』と呼び投入。しかし市販車とかけ離れた構造・スタイルでパジェロを語るのはいかがなものか?とオイラ的に嫌悪されますw

【2007年・第29回リスボン-ダカール ラリー】グループT1@総合優勝車。
フランスのMMSP SAS(三菱自動車モータースポーツ SAS)と岡崎@車両開発部門がグループT1規定で開発した【MPR13】
Aピラーを支点にガルウィングで開口するメッチャ寸足らずのドアにパジェロと呼ぶには抵抗ありマクリですw

2007年に通算勝利12回を献上!この年を最後に『パジェロ』名義での参戦終了。

ダカール ラリー通算最多勝利マシン【パジェロ】(通算勝利数12回)
その名は偉大なる冒険記の1ページに刻まれたのでした♪
三菱ワークスチームはクリーンディーゼルエンジン搭載車でダカールラリーを含むクロクカントリーラリー競技に参戦!
新型車両は『レーシングランサー』の名でエントリーする!!と発表。。。

しかし2008年、ダカールラリーはアフリカ北西部@モーリタリアの治安悪化の為、開幕前日に開催中止を発表!? さらに『ダカール ラリー』の名で2009年・第31回からは南米を舞台に開催!さらばアフリカ・・・さらばサハラ砂漠、、、それでも『ダカール』の名を語るのか!? ヲイヲイですな。。。

【2009年・第31回ダカール ラリー2009】グループT1@総合優勝車。
2007年までの参戦車@パジェロエボリーションを踏襲した【MRX09】。
屋根上が妙に気になります!アレはでっかいエアインテーク!!!で外気を取り込み、リアハッチ内のインタークーラーを冷やしてるそぉな!
外見はランサースポーツバックをモチーフにしてるそぉな、、、 ん!? ん~そぉ言われても・・・どこら辺が?

ダカール ラリー2009では4台がエントリーするも3台リタイア。生き残った1台は10位完走。
そして三菱ワークスチームは2009年をもって【ダカール ラリー】をはじめとするクロスカントリーラリー競技から撤退。。。開発母体だったMMSP SASも売却!すでに2005年にWRCからも撤退していたので・・・三菱ワークスはラリー界から完全に手を引いたコトになります。
その後『レーシングランサー@MRX09』はブラジル三菱やプライベーターにより2013年ごろまで活躍が確認されています。。。
三菱ワークス撤退しましたが、《ダカール ラリー》は2024年も開催されます。
2020年から舞台はサウジアラビアに変わってました!でも《ダカール》シリーズですってさ~
最近はTOYOTA GAZOO Racingが頑張っているよぉです♪ 車種はハイラックスですって!
※朗報!あの『三菱ラリーアート』が再始動♪

三菱ラリーアート@AXCR 2023 参戦車♡三菱モータースポーツよりキャプ
かなりカコイイです♡ 正直↑ダカールラリー@TOYOTA車よりクルマ然してるので見てて安心しますw
以上、三菱オートギャラリー@パリダカ企画展からの《ダカール ラリー》紹介でした。

ホントはWRC@ランエボ目当てに行ったのに1台も展示されてなくてショボーンだったので・・・
記事にする気にもならなかったってコトなんだからねw 肯定しよった!!!
コメント