【がくなん】GAKUNAN FUZIOKA Sta.【岳南富士岡駅】 : たむ道楽

静岡県富士市にある営業キロ9.2kmほどの小さな地方私鉄＠岳南電車･岳南線。

吉原駅より6.4kmの場所に､いつの世も車両達が集う『岳南のたまり場』があります。
【岳南富士岡駅】プレイバックです♪

【岳南富士岡駅】は検修庫が隣接しています。小さな小さな鉄道ゆえに､手作り感満々の検修庫です♪

ラッシュおよび検査･教習などを考慮して現在4本の旅客電車を保有していますが､運行的には2本で事足りる岳南線。お休みしてる保有車両の1本は終点･岳南江尾駅に駐機。そしてもぉ1本が検修庫にハウスしています。

2010年(平22)までは貨物輸送を行っていたので電機の姿も見受けられました。

【岳南富士岡駅】ホーム並びには留置線もありました。隣接して保線区･技術区などの詰所や倉庫も配置されていました。人目があるってことで『安心の廃車両＠たまり場』なってましたw

2000年10月の【岳南富士岡駅】の『たまり場』光景です。
【岳南鉄道ED29 １＠もと豊川鉄道デキ52形】と【岳南鉄道5000系＠もと東急5000系】が留置されてました。

岳南＠5000系は1981年(昭56)から1997年(平9)まで活躍しました。
インターナショナルオレンジ地にホワイト帯の装いで２連ｘ４編成が導入されました。
岳南へ移譲の際､先頭車が不足していたので中間車に新製＠先頭部を取り付ける改造を行っています。
画像のクハ5102は中間付随車サハ5363に運転台を取り付けています。新製された先頭部はオリジナル＠前頭部と同型でした。

岳南5000系の引退直前に5001Fが東急グリーンに塗り直され､お別れ前にひと花咲かしてくれました！
往時を忍ばせる青ガエルっぷりですがヘッドライトのシールドビーム化が岳南印！(＊ﾟ∀ﾟ)v

1997年の運用離脱後､2002年の8000系導入まで非常時の予備車として保管されていました。

運用離脱後も非常時の予備車として留置されていましたが､頻繁に留置位置が変わっており､どの編成が予備車だったのか(^^;　実際､2000年10月8日の5002Fは画像の位置に留置してありましたが､同年11月25日には検修庫に収まっていました。5000系全編成が予備車として休車状態だったんじゃね？とw

↑2000年(平成12）当時の岳南富士岡駅はまだ有人駅でした。
↓2021年(令和3)《かぐや姫伝説》にちなんでカラフルにペイント。

(2007年当時からペイント継続してる模様）

2000年当時の駅前は駐車場となっていて広々としていました。

傍らにダルマさんハケーン♪
1500V昇圧以前の廃車体で､もと小田急車の廃車体だと思います。
岳南は昔っから廃車体を処分しない社風だったよぉですｗ

岳南5000系は運用離脱後10年以上過ぎた2008年ごろ解体。
次に『たまり場』に集まってきたのは2012年＠貨物輸送廃止であぶれた小型電気群でした｡

2019年の『たまり場』光景。色褪せ具合がマチマチなのが面白いですねぇ~