『がんばろう日本』をしっかり自覚していきたい今日この頃です。
GWに都内の中古鉄道模型屋を巡る旅に出かけました。
そこで手にした機関車・・・お値段は国産電機並の低価格!
バッファー@緩衝器やプロウ、屋根上ガイシなどの〔部品取り〕として
数両購入の運びとなりました。
帰宅後、使える部品はドレかいな~♪っと物色していたところ・・・
ん!?なにやらモデラーの神様が耳元で囁きます!?(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

この機はドイツ機でフランス・ベルギー・ルクセンブルクなどへの乗り入れ用として作られた多電源機でした!
あのアイボリーにエンジのTEE代表格である卵形の名機BR 103(E03)と同時期の設計といわれれば納得!の1960年代後半から始まった洗練されたデザイン。
・肩部のRにかかるルーバー。
・湾曲した明かり取り窓。
・すっきりスマートな屋根上。
・良好な視界の前面窓。
フランスに乗り入れる目的ってだけでお洒落に見えてしまうのはすでに病気かも(^^;

そして1960年代後半ってことはEp4。オイラの求めているエポックとも異なります。
そぉなるとイタズラにも躊躇が無くなるワケでしてw
欧州では機関車にラッピング広告や特別カラー機など日常に行われています。
Ae477はもと東ドイツのBR E42。スイスへ売却された際、山岳路線にあわせ、片側のパンタを撤去したトコロに抑速ブレーキ用抵抗器を搭載!!
当時スイスを拠点としていたノスタルジー・イスタンブール・オリエントエクスプレス〔NIOE〕に合わせ、ミッテルトゥールガウ鉄道(MThB)の[Ae477 905-4]はブルーに黄色帯の出で立ちになりました。
同じくミッテルトゥールガウ鉄道(MThB)の電機ですが、こちらは見た目そのまんまプルマンなカラーリング。もとオーストリア機@Rh1046 [1046 024-4]です。
両車とも側面腰部に紋章をかたどった〔NIOE〕紋章マークが入っています。
このように日常から特別カラーを目にしている欧州のモデラー達ですから
模型でも当然のようにオリジナルカラーを楽しむ・・・らしぃです。

かつてのCIWL@ワゴン・リの活躍の本場といえばベルギーやフランス。
美しい肢体とノスタルジーな丸窓が魅力のCC7100の血統は華麗なCIWLの先頭を飾るには打って付けの機関車っという作例。

オーストリア国内を通るベニス・シンプロン・オリエントエクスプレス〔VSOE〕の牽引機でもあるOBB@Rh1044が専用カラーを纏ったらっというファンタジーを大手Roco社がモデル化!!。
さぁ!言い訳は揃ったw


Roco製 品番 23330 DB BR181.2〔181 211-4〕Ep4をベースにしています。
黄帯はGMの古くから存在している66-2電車用ステッカーの営団7000用帯を使用。

実車の車体は5つのブロック構造の集合体となっていて、日本機のDE10やDD51のよぉに接合部はラバーにより防水処理され連結されています。

旧1等帯がドンぴしゃの色調だったので助かりました^-^)v
車体中央の紋章は〔くろま屋@オリエントサルーン用〕のインレタを転写しました。
どぉみても〔向かい獅子〕には見えないんですが、コノ位置に紋章が有ると無いでは・・・ねぇ(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
実車BR181.2は
・運用面で多電源車の利点を発揮し損なったこと
・両数が30両弱という少数だったこと
・性能的に若干非力だった
などなど、残念ながら中途半端な存在だったよぉです。。。
が、そんな多電源機というニッチな存在として見逃せません!!
ベルギー・フランス@直流3KV・1.5KVでは2位側のパンタ
と使い分けていたそぉです。

どちらも画も【1位側のパンタ】使用で、交流15kV 16.7Hz区間走行再現となります。

モデルのBR181 211-4は〔LORRAIE〕(ロレーヌ)の愛称をもらっています。
フランス北部のドイツ・ベルギー・ルクセンブルクに接する地方名です。
BR181.2の出生に深く関わる地方ゆえの愛称ですね♪だから塗り潰すに躊躇したってハナシもw

しかし、、、あらためてオステンデ・ウィーン・エクスプレス編成を見返すと・・・
腰部@青部や額縁ライン@黄帯がいままでのCIWL@ワゴン・リの印象とまったく異なるので、、、コレハ史実ヂャナイシっと割り切ってるオイラが居たりしますw
思えばこの編成から欧州型にハマったんだよねぇ~もぉ見る影無いけど(^^;
KATOモデルとのセッションでは、色合いより、、、精巧なKATOモデルに対し、厚塗りになっちゃった運転台@青部が目立っちゃってハズカシ感に苛まれます(^^;
、、、この車種選定は神の啓示wだったもの。。。旧型機ではなく、新型でもない微妙な・・・ニッチな機種選択w
今思えば、感謝しか述べようのないチョイスだったと思います♪
だって・・・ぶっちゃけ『CIWLっぽくない電機』ぢゃね?w
実はこのBR181.2@中古品¥3100という破格値だったんですが・・・なんとモーターが部品取りされてました(TT
同時にRoco製の機関車を数量購入したのでモーター移植を試みましたが・・・モーター全長が異なっていたり・フライホイールが大きすぎたり・シャフトが長かったり・っと上手くいきませんでした(><
欧州のメーカーはなんであんなに優しくないんでしょうかねぇ~
・マイクロ●ースを思わせる難攻不落の動力台車@構造・・・
・基盤から台車の集電シューに直ハンダ付けされたリード線・・・
・基部ダイキャストの難解な部品割り・・・
KATOやGMで育ったオイラには理解しがたい構造してます。。。てか、日本勢がアレほど単純な構造で走行できるってコトは・・・それだけ精度が良いってコトなのかな???
トドのつまり、所詮は部品取りだからwって安易なイタズラなつもりでしたが・・・
なんか気に入ってしまい『どぉにか動態化したいなぁ~』なんて思っている愚者なオイラなのでした(((( ;゚д゚)))
PS:オリジナルカラー@BR181.2 その後の展開・・・
オリジナルカラー@動態化!完了(^^♪
↑記事@最後に動態化された雄姿!と犠牲車の姿が!?w
ニッチな車両までもが!? 製品でお手軽に揃えられる時代到来!
オリジナルカラーへの憧れ♪ から オリジナルデザインに挑戦!?
エンブレムに憧れて('▽'*)♪ 地味に増殖なぅw
そして10年後@令和3年の最終形態!(今のトコロと言っておこうw)
【向かい獅子の紋章】はJR北斗星のエンブレムのアレンジへと!威厳多少UP♪
※2021.09.26.記事改訂&画像追加・リニューアル施工
コメント
コメント一覧 (1)
当方もオリジナルオリエント専用機を模索していた際、御記事を拝見し近鉄ダークブルーが近似色という情報に出会いました。
本当に有り難うございましたm(__)m
ちなみに拙作専用機です、御笑覧頂ければ幸いです。
https://youtu.be/m46pIOCrXho