神様になったキハ♪【ひたちなか】 : たむ道楽

鉄道車両がご神体に!?　

茨城県＠阿字ヶ浦のキハ222が神様になるコトが確定したよぉですYO♪

現在､ひたちなか海浜鉄道の終点＠阿字ヶ浦駅に停留している廃車体･キハ222。
長年の留置と塩害により浸食が進んでいたトコロ､鉄道ファンボランティア団体＠三鉄ものがたりが修繕と再塗装を模索。

ひたちなか海浜鉄道の理解を受け､沿線地域団体と協力し『沿線の元気化と観光資源化』を掲げ【世界初の鉄道車輌が御神体】の鐡道神社化プロジェクトを展開。
2020年末､クラウドファンディングで鐡道神社化プロジェクト達成したそぉです！

かつての爽やかなキハ222のカラーリングで再生されるのか注目です。

【キハ222とは？】
北海道は羽幌炭礦鉄道が富士重工に自社発注し1962年(昭37)に導入した極寒冷地仕様の大型気動車。
国鉄線乗り入れを踏まえ､国鉄キハ22と同一仕様で1970年(昭45)同鉄道廃止まで活躍。
1971年(昭46)に茨城交通･キハ22 1･2･3として湊線に入線しました。

2009年から埼玉県＠ほしあい眼科にて【羽幌炭礦鉄道＠キハ22 3】として展示公開されています。以下の車内画像等はコチラの保存車輌の車内を取材したものです。

生まれた時の【羽幌カラー】のまま茨城交通湊線で営業開始!! 茨交はこのブラウンに白帯が気に入ったのか【留萌鉄道】から来た車両もこのカラーに塗り替えられたほどでした。

極寒冷地仕様だったためデッキ付きで側面窓は二重窓でしたが､茨交入りの際にトイレ･デッキ･二重窓は撤去。一部の座席をロングシート化しています。

極寒冷地仕様の名残で運転台窓に装備されていた旋回窓は存置されました♪
外側に配された円盤を回転させ遠心力で着雪を許さない耐雪装備です。
旋回窓は船舶では荒天時の頼れる装備として定番アイテムとなっています。

【割り切れば楽しいカラーリング♪】
カラーリングは【ブラウンに白帯】から【白地にスカイブルー帯】の常磐線を思わせるカラーを経て､白地に青･赤のラインがナナメに入る【茨交＠CIカラー】に全車塗り替えられました。

1997年(平9)にキハ221は生まれた時のカラーへ復刻を果たします。

【ブラウンに白帯】は茨交カラーでもありますが､キハ221は側面車体中央に《羽幌炭礦鉄道＠社紋入り》！
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完全なる【羽幌炭礦鉄道カラーの復刻】でした！

翌年の1998年に廃車。車体は阿字ヶ浦駅構内で海水客用の更衣室として使われました。
しかし浸食が進み2009年に撤去解体されてしまいました｡｡｡

2005年(平17)にキハ222が青+アイボリーの【スカ色もどき】に塗り替えられました。

前任のキハ11＠国鉄カラーがウケたので引退を機にキハ222がこのカラーを纏いました｡｡｡
この時期の茨交は国鉄っぽいカラーで賑やかでした。背後に居るキハ55＠準急カラーってのも出現するほどにｗ

ただ､､､【気動車のスカ色】っていうと戦前の青３号+黄かっ色２号だと思うのですが･･･

茨交･キハ113はご覧のように黄色がかった褐色なので国鉄色と言って差し支えなかったかと･･･

現在､茨交･キハ113はJR海＠佐久間レールパークを経て､リニア･鉄道館に所蔵されています。

キハ222の【スカ色もどき】､キハ205の【一般色】共に国鉄チックではあるけど･･･(*´ -`)

茨交の国鉄カラーバリエーションは正直正確とは言い難かったのでした｡｡｡
しかし､完全再現でなくても嬉しい演出♪ に変わりないので､割り切って楽しんだあの頃が懐かしいです(●´ω｀●)
のちに大糸線＠北線でのJR西によるキハ52＠終焉時でも採用された戦前＠スカ色!! アレも茨交＠キハの影響が少なからずあったとオイラはみています。いくらﾘﾊﾞｲﾊﾞﾙﾌﾞｰﾑとは言え､戦後生まれのキハ52を戦前＠スカ色にしたらブーイング＠炎上になるよねw　そもそも気動車に正調＠スカ色の採用は無かったわけだしね。
茨交の大らかなカラーバリエーションの実績があったからこそ抵抗無かったんでわ？っと思ってます。
それが現在の【ﾘﾊﾞｲﾊﾞﾙｶﾗｰ＠何でもアリ】につながっているよぉな気もｗ　そんなオイラはウソ電肯定派(^^♪

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