横浜博から30年ってことは・・・
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オヌシも三十路を迎えたってコトですな!

1989年に開催された横浜博覧会。
その正面玄関にあたる桜木町駅前広場に3両の鉄道車輌が展示されたのでした。
JR東日本が『明日の寝台列車』をコンセプトに【寝台車】【ラウンジカー】【ダイニングカー(食堂車)】を用意!
基本構造は24系25型としたモックアップではない本物の鉄道車輌を新造!! 
内装はデザインコンペにより選ばれた3社の百貨店が1両づつデザインを担当!!!
あの頃は景気ヨカタのよね~(遠い目
遠い未来ではなく、手の届く・実現可能な未来そのひとつ答えが夢空間なのでした♪

博覧会会場の玄関@桜木町駅前広場にて【車輌の形をした建築物】として来訪者を出迎えていました。
ココで普通なら展示風景を載せるべきですが!そこはオイラ、閉幕後の撤収光景をばw
桜木町駅南改札東口を出てすぐに展示されていました。
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3両の夢空間はデルタ状の配線で展示していました。
手前の配管はラウンジカーへ繋がれていました。
日本丸とバスターミナルの位置関係は現在もこのままです。
観覧車は現在、新港ふ頭地区へ場所移動してます。


桜木町駅前広場から横浜博メインゲートまで動く歩道が架けられていました。
現在でもランドマークタワー足元までのアクセス歩道として活躍しています。
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横浜博が終わった直後なので若干の利用者が見られますが、、、この時点では日本丸ぐらいしか施設はありませんでした。
横浜博以前はコチラ側は東横浜貨物駅が広がっていました。みなとみらい地区も三菱造船だったため出口すらありませんでした。

1989年10月に【車輌の形をした建築物】から【鉄道車輌】として鉄路上にデビュー。
2008年3月に鉄道車輌としての終止符を打たれましたが、のちの『カシオペア』などの豪華列車に昇華したまさに明日の鉄道車輌でした。


さぁ!やっとこさ夢空間が出てきます!夢空間は2019.07.27.撮影です。
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2009年JR武蔵野線・新三郷駅に隣接(もと武蔵野操車場跡)開業するモール型ショッピングセンター@ららぽーと新三郷で展示されるコトが決定!
3両の夢空間のうちダイニングカーとラウンジカーが現在も展示されています。


【オハフ25 901・夢空間@ラウンジカー】
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俗に言うロビーカー。新造ロビーカーとしては唯一の存在でした。
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コチラ側の連結面は幅広@両開きの貫通ドア。連結相手はダイニングカーに限定されていました。

ららぽーと新三郷の施設の一部として車内開放されています。
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車内開放時間は11:00~18:00です。

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車体は富士重製。内装のデザインは松屋が担当。
牛丼屋ぢゃなくてw 東武浅草駅でお馴染みの方の松屋@百貨店だからね(^^;

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かつてのバーカウンターの内側は透明板で塞がれています。

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自動演奏@アップライトピアノは現存するものの稼働できず(TT
過去には自動演奏を行っていたよぉですが、現在は調律待ちっぽ。。。

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ピカピカでキラキラにしたら豪華!っていう思い込みを実践したって感じですな~

でもね、、、
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真の豪華とは見た目@外的要因も必要だけど心に響く内的要因こそが重要かと。。。
毎度おなじみの箱根のプルマン♪ このユッタリ感が贅沢=豪華に昇華するのかと思うのデス♪

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プルマンを意識したっぽいんですが、、、オイラにゃ受け入れがたい!でした(゚Д゚≡゚Д゚)!!!
だから犠牲車になっちゃうんですよw(謎




【オシ25 901・夢空間@ダイニングカー】
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俗に言う食堂車です。おっきな窓で最後部ならではのパノラマ展望が最高のスパイス♪

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この画を見ると落ち着く人は昭和人! 食堂車然とした厨房区画にホッとします♪

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車体は東急車輌製。内装デザインは東急百貨店が担当。

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コチラは車内非公開。たまに公開するっぽいですが。。。

解説板も年期が入っていました。。。
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しかし、横浜博での展示を目論んで車両を新製しちゃったってのはバブル期ならではかと。。。


コチラで開催している鉄道展は屋内ゆえにハリボテモックアップです。とってもダイニングカーもどきですw



【ちょほいと気になる その待遇・・・】
新三郷駅西口とペデストリアンデッキで直結しているららぽーと新三郷。
そのペデデッキを進むと最初に目にするのがラウンジカーなのですが!?
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見ての通りムリヤリ感が拭えません(ーー;
しかも、夢空間2両の展示位置はかなり離れ離れ・・・1715
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そして、露天展示のため雨水による浸食も進んでいる様子です。
ナンともヤルせない夢空間だったりいたします。。。


以上、横浜博から30年!あのとき君は・・・な記事2発目でした。
ちなみに夢空間3両目のコチラも現存していますのでご安心あれ(^^♪



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