岳南の名の通り、富士山の真南に位置する東海道@吉原宿を中心に、
全長9.2km・駅数10駅・1949年(昭24)開業の比較的若い地方私鉄です。
2012年(平24)まで貨物輸送を行っていた岳南鉄道。貨物取扱廃止から1年後に分社化され
岳南電車株式会社となりました。
全長9.2km・駅数10駅・1949年(昭24)開業の比較的若い地方私鉄です。
2012年(平24)まで貨物輸送を行っていた岳南鉄道。貨物取扱廃止から1年後に分社化され
岳南電車株式会社となりました。
2019年(平31)現在、旅客鉄道線として細々営業中の岳南電車。
使用車両は京王の中古車で、1M車x2・2両編成x2 全4編成・6両という布陣です。
【7000形】
もと京王@井の頭線3000系。中間電動車のデハ3100形を両運転台化改造。
1996年(平8)12月にモハ7001が入線。翌1997年9月に7002・7003が入線しました。
運転台は原型とほぼ同型の鉄製。窓周りは原型同様FRPのカバーをかぶせています。
モハ7001は2016年(平28)3月に井の頭線時代をイメージした仮面に衣替えをしています。
7色仮面の内のブルーグリーンと呼ばれる青系の仮面をかぶっています。
前面中央の行き先表示器が無いと井の頭線@3000系っぽく無い!っとのツッコミ対策はちゃんと施工済み!! ステッカーにてそれっぽく演出してありましたw
でもでも・・・なんか表情が違う気がするんですよね~(--;
オリジナルの京王・井の頭線@3000系は【やさしげな顔つき】ですなぁ~
実は!尾灯が違うのです!京王オリジナルは丸型に対し、岳南は角形なのです!!!
正確にいうと井の頭線では急行灯として使用されていた腰部の表示灯でしたが、岳南では腰部の表示灯は尾灯として使用されています。(井のヘッド@尾灯は肩部の表示灯です。)
岳南7000形は前面を新たに新製しています。その際に尾灯は京王5000系の表示灯を流用したので角型になっていたのでした!
マスコンやブレーキ弁などの運転台設備も京王5000系の機器を流用しています。
【参考画像:京王3000系・リニューアル前の運転台 2000.11.04.】
マスコン・ブレーキ弁・計器パネル・各種スイッチ類などなど、、、形状やレイアウトなどかなり違いますね~!
ワンマン運転のため、無人駅では真ん中の扉にて整理券を取って乗車します。
降車は一番前の扉で行います。精算機がありますが、無人駅停車のたびに運転士が客室まで出向き、切符や整理券+運賃を受け取り精算機へ投入していました。
2018年(平30)7月にモハ7002が運用離脱。
9000形運用開始の際に7001~7003で一番走行距離が多かった7002を今後の部品取りのために引退させたそぉな。
2019年3月現在、岳南富士岡駅構内に留置されています。
1997年(平9)に同時導入したモハ7002・7003の2両は重連総括運転が可能でした。
7001が井の頭@仮面カラーになっていなければこの2両をイザって時のために残したかもしれませんね~。
近年では、ハロウィンには【カボチャ電車】、年末年始には【だるま電車】など
『インターナショナルオレンジxふくれ顔』の外見をいかしたコスプレを披露。
【8000形】
7000形導入から5年後の2002年(平14)に2両編成の8000形が入線しました。
もと京王・井の頭線3000系。中間電動車のデハ3050形+デハ3100形に新製運転台を取り付けた2両編成x1編成です。
当初は朝夕の通勤通学時間に運用に入り、昼間は岳南江尾駅でお昼寝してました。
2022年5月現在〔夜行電車〕仕様として中間貫通路に遮光カーテン設置。
運転台機器は7000形と異なり、京王6000系のワンハンドルマスコンが流用されています。
オリジナルに似せてFRP仮面を被った湘南マスクの岳南電車7000形と8000形。
外面に対して中身はエライ違い!さすが京王重機整備!! 変化球はお手のモノですなぅ♪
井の頭線@3710Fの中間車に井のヘッドをくっつけた2両編成の岳南@8000形。
1967年(昭42)東急車輌製のデハ3050形@デハ3060中間電動車を制御付随車へ改造したクハ8101。
井の頭線@4両編成から5両編成となった際、デハ3100形中間電動車が増備されました。
その1972年(昭47)東急車輌製のデハ3100形@デハ3110中間電動車を制御電動車へ改造したモハ8001。
この5歳の年齢差は先輩@基本編成ト、後輩@増備車の仲だったからです。
東急車輌@銘板のシンボルマークも違うのね~ 特にコッチの銘板のシンボルマークは見たこと無かったです!
8000形には[がくちゃん かぐや富士]という愛称が付いています。
〔がくちゃん〕→ 岳南の愛称
〔かぐや〕→ 竹取物語発祥の地
〔富士〕→ 岳南のどの駅からでも見える山w が愛称由来だそぉな。
2009年(平21)1月の8000系。この時はおでこに車番が入っていました。
2012年から青緑に白帯の姿になります。この時期の画が無いってことは・・・10年以上放置したっぽ(^^;
2021年に緑色に戻りますが前面@車番は消されてしまいました。。。
・・・
時は流れ2022年(令4)5月に前面に車番復活!
なんと白帯内に車番を入れちゃった変化球、、、コレもアリかと♪
さらに2022年11月には【8000形 岳南線に導入20周年記念】でカラーリングを一新!
モチーフは正面2枚マド@湘南マスクでインターナショナルオレンジの似合っていたアノお方♪
岳南鉄道 5000系@赤ガエル♡
もと東急5000系。岳南鉄道@5000系として1981年(昭56)から1997年(平9)まで活躍。
側面サボも5000系を思わせるデザインへ変更されました!
ちなみに緑時代の側面サボは・・・
とってもJR西っぽい、、、コレはコレでイクね?
ともあれ、『おかえり赤ガエル♡』
【9000形】
2018年(平30)11月より7002に代わって登場した岳南9000形@9001F。
こちらも、もと京王ですが京王・本線用5000系がタネ車です。
さらに富士急からの移籍車です。富士急では1200形@1206Fでした。
実は岳南は富士急グループなのでした!富士つながりの面白いグループですよね~
富士急時代、特急ふじやまにも使われた1200形は観光列車に相応しいクロスシートを備えていました。岳南電車に移籍した際もクロスシートを維持しています(^^♪
モケットの張り替えが行われた以外、富士急時代の内装のままだそぉな。
運転台は京王5000系時代からの継承ですが、追加機器@満載で印象変わっちゃってます。
モハ7001はなんちゃって@表示器シールですが、コチラは行き先表示器が健在!
オレンジ地にホワイトラインが回り込む姿は、かつての5000系を彷彿させます。
9000形の腰部表示灯は京王5000系時代からもともと急行灯。肩部表示灯が尾灯。
岳南では通過駅は無いので急行灯の点灯義務はないのですが灯ってるとカコイイですね♪
でっかいトレインマークを掲げるのがお好きな岳南電車!
富士山に見守られ、地元市民に愛され頑張る地方私鉄@岳南電車でした♪
※2019.03.23. 初投稿記事。
※2022.05.22 .各形式@運転台および車内画像など追加・補完。
※2023.01.15. 8000形@赤ガエル等追加・補完。
使用車両は京王の中古車で、1M車x2・2両編成x2 全4編成・6両という布陣です。
【7000形】
もと京王@井の頭線3000系。中間電動車のデハ3100形を両運転台化改造。
1996年(平8)12月にモハ7001が入線。翌1997年9月に7002・7003が入線しました。
運転台は原型とほぼ同型の鉄製。窓周りは原型同様FRPのカバーをかぶせています。
モハ7001は2016年(平28)3月に井の頭線時代をイメージした仮面に衣替えをしています。
7色仮面の内のブルーグリーンと呼ばれる青系の仮面をかぶっています。
前面中央の行き先表示器が無いと井の頭線@3000系っぽく無い!っとのツッコミ対策はちゃんと施工済み!! ステッカーにてそれっぽく演出してありましたw
でもでも・・・なんか表情が違う気がするんですよね~(--;
オリジナルの京王・井の頭線@3000系は【やさしげな顔つき】ですなぁ~
実は!尾灯が違うのです!京王オリジナルは丸型に対し、岳南は角形なのです!!!
正確にいうと井の頭線では急行灯として使用されていた腰部の表示灯でしたが、岳南では腰部の表示灯は尾灯として使用されています。(井のヘッド@尾灯は肩部の表示灯です。)
岳南7000形は前面を新たに新製しています。その際に尾灯は京王5000系の表示灯を流用したので角型になっていたのでした!
マスコンやブレーキ弁などの運転台設備も京王5000系の機器を流用しています。
【参考画像:京王3000系・リニューアル前の運転台 2000.11.04.】
マスコン・ブレーキ弁・計器パネル・各種スイッチ類などなど、、、形状やレイアウトなどかなり違いますね~!
ワンマン運転のため、無人駅では真ん中の扉にて整理券を取って乗車します。
降車は一番前の扉で行います。精算機がありますが、無人駅停車のたびに運転士が客室まで出向き、切符や整理券+運賃を受け取り精算機へ投入していました。
2018年(平30)7月にモハ7002が運用離脱。
9000形運用開始の際に7001~7003で一番走行距離が多かった7002を今後の部品取りのために引退させたそぉな。
2019年3月現在、岳南富士岡駅構内に留置されています。
1997年(平9)に同時導入したモハ7002・7003の2両は重連総括運転が可能でした。
7001が井の頭@仮面カラーになっていなければこの2両をイザって時のために残したかもしれませんね~。
近年では、ハロウィンには【カボチャ電車】、年末年始には【だるま電車】など
『インターナショナルオレンジxふくれ顔』の外見をいかしたコスプレを披露。
【8000形】
7000形導入から5年後の2002年(平14)に2両編成の8000形が入線しました。
もと京王・井の頭線3000系。中間電動車のデハ3050形+デハ3100形に新製運転台を取り付けた2両編成x1編成です。
当初は朝夕の通勤通学時間に運用に入り、昼間は岳南江尾駅でお昼寝してました。
2022年5月現在〔夜行電車〕仕様として中間貫通路に遮光カーテン設置。
運転台機器は7000形と異なり、京王6000系のワンハンドルマスコンが流用されています。
オリジナルに似せてFRP仮面を被った湘南マスクの岳南電車7000形と8000形。
外面に対して中身はエライ違い!さすが京王重機整備!! 変化球はお手のモノですなぅ♪
井の頭線@3710Fの中間車に井のヘッドをくっつけた2両編成の岳南@8000形。
1967年(昭42)東急車輌製のデハ3050形@デハ3060中間電動車を制御付随車へ改造したクハ8101。
井の頭線@4両編成から5両編成となった際、デハ3100形中間電動車が増備されました。
その1972年(昭47)東急車輌製のデハ3100形@デハ3110中間電動車を制御電動車へ改造したモハ8001。
この5歳の年齢差は先輩@基本編成ト、後輩@増備車の仲だったからです。
東急車輌@銘板のシンボルマークも違うのね~ 特にコッチの銘板のシンボルマークは見たこと無かったです!
8000形には[がくちゃん かぐや富士]という愛称が付いています。
〔がくちゃん〕→ 岳南の愛称
〔かぐや〕→ 竹取物語発祥の地
〔富士〕→ 岳南のどの駅からでも見える山w が愛称由来だそぉな。
2009年(平21)1月の8000系。この時はおでこに車番が入っていました。
2012年から青緑に白帯の姿になります。この時期の画が無いってことは・・・10年以上放置したっぽ(^^;
2021年に緑色に戻りますが前面@車番は消されてしまいました。。。
・・・
時は流れ2022年(令4)5月に前面に車番復活!
なんと白帯内に車番を入れちゃった変化球、、、コレもアリかと♪
さらに2022年11月には【8000形 岳南線に導入20周年記念】でカラーリングを一新!
モチーフは正面2枚マド@湘南マスクでインターナショナルオレンジの似合っていたアノお方♪
岳南鉄道 5000系@赤ガエル♡
もと東急5000系。岳南鉄道@5000系として1981年(昭56)から1997年(平9)まで活躍。
側面サボも5000系を思わせるデザインへ変更されました!
ちなみに緑時代の側面サボは・・・
とってもJR西っぽい、、、コレはコレでイクね?
ともあれ、『おかえり赤ガエル♡』
【9000形】
2018年(平30)11月より7002に代わって登場した岳南9000形@9001F。
こちらも、もと京王ですが京王・本線用5000系がタネ車です。
さらに富士急からの移籍車です。富士急では1200形@1206Fでした。
実は岳南は富士急グループなのでした!富士つながりの面白いグループですよね~
富士急時代、特急ふじやまにも使われた1200形は観光列車に相応しいクロスシートを備えていました。岳南電車に移籍した際もクロスシートを維持しています(^^♪
モケットの張り替えが行われた以外、富士急時代の内装のままだそぉな。
運転台は京王5000系時代からの継承ですが、追加機器@満載で印象変わっちゃってます。
モハ7001はなんちゃって@表示器シールですが、コチラは行き先表示器が健在!
オレンジ地にホワイトラインが回り込む姿は、かつての5000系を彷彿させます。
9000形の腰部表示灯は京王5000系時代からもともと急行灯。肩部表示灯が尾灯。
岳南では通過駅は無いので急行灯の点灯義務はないのですが灯ってるとカコイイですね♪
でっかいトレインマークを掲げるのがお好きな岳南電車!
富士山に見守られ、地元市民に愛され頑張る地方私鉄@岳南電車でした♪
※2019.03.23. 初投稿記事。
※2022.05.22 .各形式@運転台および車内画像など追加・補完。
※2023.01.15. 8000形@赤ガエル等追加・補完。
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