オイラがÖBB(オーストリア連邦鉄道)を気に入った経緯はNスケールモデルでの
VSOE(ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス)再現が発端でした。

知れば知るほどNスケールモデルとしての機関車の選択肢が広いÖBB♪
その魅力を紹介したく思います。

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ただし ちょい古めな世界観ですがお付き合いくださいまし(^^;


KATOオリ88が発売した当時のことなので10年前の話です。

NスケールモデルでVSOE(ベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス)を再現する際、
オーストリア@チロルエリアの機関車がとても重宝します。
1982年 VSOEは列車名にあるシンプロントンネル経由で運行開始しましたが、
1984年 日中走行部分を風光明媚なスイス~チロルエリアを通る経路に変更され現在に至ります。
VSOEの今でいう《インスタ映え》する区間をNスケールモデルで演出したい♪と思いました。。。
するとスイス区間ではSBB(スイス国鉄)のRe 4/4-II形(Re420)の重連かAe 6/6形(Ae610)の単機が無難という結果でした。(なんせ10年前の話です^^;)
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左2両Re 4/4-II 右2両Ae 6/6 表記からわかる通り現代のRe420やAe610やらの呼び方はしっくりこない旧世代ですw
ですが、いかんせん同じ顔(^^; もちっと遊びたくなります。

その点、当時のNスケールモデル界ではÖBBの機関車は魅力的な機種が次々とラインナップしていきました。
といっても、ドイツ機のバリエーションとしてなんですがね(^^;
オーストリアは歴史上でもドイツの影響があり、実際の鉄道運用でもドイツ機が多く乗り入れしています。
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その中でもE94ベースで大幅にÖBB流改造を施したRh1020形などは大好物です♪
実機は重量級列車用の強力機なのに対しFleischmann@モデルは超非力!?
目いっぱいホワイトメタルを詰め込んでいますが形状が形状なだけに…実機同様、重連で(^^;



逆にÖBBが先に導入し、のちにDB-AG(ドイツ鉄道)もE182形として採用したシーメンス社@タウルスという電機は現代のVSOEを再現するのには大変都合がよいです。
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ÖBB Rh1216形4電源対応電機。ドイツ・スイス・オーストリア・イタリアを駆け抜けられる強力機。



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モデルはFleischmann製です。 この4電源対応の屋根上機器は圧巻です!
4基あるパンタのうち内側2基がスイス用パンタ。
舟体(パンタシュー)がスイスの車両限界に合わせ短い所も再現しています。



ÖBBオリジナルとして1974年デビューの当時【最強のB-B電機】を誇ったRh1044形。
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数々の書籍や映像作品で、雄大な自然の中 VSOEの先頭を飾る姿が記録されていました。
モデルはRoco製ですがRocoはNスケールモデルから撤退しています。
現在はFleischmannが金型を引き継いで販売しているので手に入れやすいと思います。
『ÖBBといえばこの小粒な万能機』というほどの優秀機ですが、現在はタウルスに世代交代しつつも重連総括運転(編成の前後に重連で編成し、無線により4機総括制御できるらすぃ!)対応のRh1144形へと改造され生き延びています。

VSOEが発端で始まったオイラ的ÖBBモデルでしたが、すっかり魅了されてしまい,,,,気が付いたら・・・
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左から【現代色】【高速試験機@501号機】【チェッカー@市松模様】【旧色@ブラットオレンジ】
VSOEでは【現代色】と【旧色@ブラットオレンジ】は目にしますが【チェッカー@市松模様】は見たことありません。どぉやらRh1044形の一部のみに施行されたよぅです。
ÖBBでは形式ごとに変わった塗り分けを施工することがあるよぅです。
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【高速試験機】は1044.01号機が晩年に高速試験機へと改造され1044.501号機となった際のカラーリングです。ブラッド・オレンジに塗られたスノープロウがイカしてます♪



これだけの機関車バリエーションを展開しながら客車の方はドイツ型の色変え製品ばかり・・・
ÖBB旧型客車は最近になってArnoldからスイス型ローカル用軽量客車が出たくらいです。
(レールジェットやユーロシティ・ユーロナイト・2階建て通勤車などの現代車はモデル化しています)

1947年のÖBB発足から1960年代までの緑色のローカル客車。
Rocoのドイツ旧型オープンコーチ(Eilzugwagen)の色変え製品です。
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車両端に大書きされた等級表示がÖBB@ローカル車の特徴かと思います。
緑色のÖBB@Eilzugwagenはマイナーすぎて、ヤフオクでも滅多にお目にかけません。

この緑色のEilzugwagen列車に最適なのがÖBB発足時@緑色の機関車です。(^^♪
ベストマッチな旧型旅客機関車との組み合わせ。
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Arnold製のドイツ機@E18形のÖBB@カラーバージョンを改造してRh1018形に近づけた作例。
現在、実機1018.05号機がÖBB発足時@緑色に旧ÖBBエンブレムを掲げた姿で動態保存されています。 

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Rh1020形の緑色@ÖBB発足時カラー

同じ緑色つながりで、元ネタ車に登場してもらいましょう♪
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DB@E94形(Rh1020の元ネタ)+E93形。
ÖBBのRh1020形とのディテール差が意外と多いのが判ると思います。





ÖBBローカル列車といえばこのツートンカラー!っとオイラ的には刷り込まれています♪
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前述のRoco製のEilzugwagen@カラーバリエーションです。


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現在ではFleischmannからも同型のEilzugwagenがモデル化しています。


実車のツートンカラー@Eilzugwagenは、発足時@緑色からのツートンカラー@更新時に
〔屋根上ベンチレーターの撤去〕〔客室窓の2段サッシ化〕〔貫通ホロのゴムパイプ化〕
等が施されています。
そこでRoco製品のドイツ型23.5m級スカート付き客車@SchürzenwagenをベースにÖBB車用に窓を2段サッシ化した状態で製品化した品番24290 を用意します。
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この2段サッシ化した窓ガラスをEilzugwagenに移植していきます。
屋根上のベンチレーターは撤去。金属屋根を意識してメタリック調のグレーを吹き付けました。
実はヤフオクで落札時に既に貫通ホロのゴムパイプ化はココで施工済みでした。
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一等/二等合造車の場合、一等側の窓がちょいと大きいのでFleischmann@8199 Kから拝借。


Fleischmann@8199 Kには窓が微妙に開いてる状態の表現もあったので、、、、
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拝借がてら遊び心が炸裂! 欧州型ってこのよぉな生きた表現をしている製品が多いです。


そしてRoco@24290のSchürzenwagenも屋根上@ベンチレーター撤去。
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貫通ホロのゴムパイプ化もFleischmann@8199 Kから召し上げ、史実状態を再現しました。


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他と毛色が違うRoco@24376 K は貫通ホロのゴムパイプ化のみを施工しました。
窓の一部を塗りつぶし、イメージ的には簡易食堂車やサロンカーって感じで。(*´∇`*)


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なかなかの編成美ではないでしょうか♪   ÖBBにすっかりハマりましたw





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以上、ÖBBちょいと古めの世界観へのご案内でした。
まだ蒸機の紹介が残ってますが それはおぃおぃで(^^;



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