すっきりカッチリな造形でめっちゃカコイイKATO@DF50。
前面に並ぶ手すりの立体化は精密感を強烈に演出してくれます。
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またナンバーも実車の切り抜き文字を演出して、転写シートによる選択式になっています。
コレがまたユーザー泣かせのスパルタン仕様なのでした(^^;

今までのKATO製品ではブロック構造のプラ製ナンバーだったんですがねぇ~(*´ω`)
転写ナンバーは確かに精密さが増しますが・・・なんせ転写しにくいのでした。。。
前面ナンバーはとくに小さなスペースに転写するのでズレないように一生懸命指で押さえたら・・・ その勢いでデフォルト@54号機まで転写してしまいました∑(゚ω゚ノ)ノうあ゙
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デフォルトというのは、今回のDF50の転写ナンバーは〔DF50 54〕のほかは〔DF50〕を抜いた号機だけが列挙してあるので、どぉしても最初は〔DF50 54〕から〔DF50〕を転写するしかないのです・・・なんたるスパルタンぶりΣ(>ω<ノ)ノヒイィィィ!!
特にナンバーにこだわってなかったんですが、デフォルトを使うのには抵抗が・・・(ーー;
仕切り直し!っと〔54〕の撤去を試みます。転写ナンバーは通常ならセロテープを剥がしたい部分にペッタンペッタンとやるとセロテープに吸着されて引き剥がせます。が!?
この転写ナンバーは頑固で剥がれる気配がありません!!  開き直って そのまま採用にしちゃいます(´・ω・`) ショボーン

なんともネガティブな感想が先行してますが『だったら部品取り付けなけりゃイイじゃん!』というわけには・・・ナゼなら・・・
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   ナニもしないと前面穴だらけw 
これだけはナンもしなくていいマイクロ製を支持したくもなります。。。
この製品はナンバー・手すり。信号煙管・ホイッスル・メーカーズプレートがすべてユーザー取り付けとなっている上にうまくいかないモンだからネガティブ思考にもなろぉってモンです。エーン・゚・(ノД`)・゚・。エッグエッグ

そこでKATO@DF50メイクアップ時の心得をばw

1:前面ガラス→ ナンバー転写→ 手すり取り付け→ ホイッスル・信号煙管・メーカーズプレート等のパーツ取り付け→ステップや乗降手すりの色差し の手順で進めるのが吉。
(ボディを外さない場合はカプラー&スカートが外れる場合があるので、カプラー+スカートが組んである状態であらかじめ撤去した方が吉。理由は4参照)

2:ボディを外して前面ガラスの交換等を行う場合、カプラー開放テコの柄がボディ下辺から飛び出ているので曲げや引っ掛け等に注意。

3:手すりはランナーから切り離す時にキレイに切り離すのはあきらめ、余分に大きく切り取りピンセットで掴む余地を残す。
ムキになってキレイに切り離そうとして弾き飛ばす・・・キレイに切り離したためピンセットで掴むところが無く弾き飛ばす・・・ヽ(゚Д゚)ノヤッテラレッカー!
車体に取り付けてからじっくりニッパーで仕上げるのが精神衛生上ベストかと。。。

4:カプラー交換の際は、カプラー支持パーツが外れやすいので取説のよぉに床に置いてから頭を押さえつけてカプラー支持パーツが下に外れないよぉにしてから気合いで抜き取る!そして気合いでねじ込む!!!

5:作業中は危険を伴うので、マクラやぬいぐるみを用意するとヨイでしょう。
作業中に親や奥方・子供などに『これ手伝って~』とか『ご飯ですよ~』とか『フロ洗って~』とか絶対にチャチャを入れられないよぉに細心の注意を払ってください。
そして作業中のイライラは用意したマクラやぬいぐるみに当たってください!
家庭円満のためにも強くお奨めいたします。

とくに5は大事(^^;



ナシ崩し的に54号機になってしまったmyDF50。きっと全国で54号機があふれかえっているコトでしょう(^^;
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前面@貫通扉の脇にある手すりは一般型を選択。
54号機は晩年、側面@フィルターカバーを撤去していたので、その状態を〔DF50メイクアップパーツ〕のフィルターカバー無しパーツを使って表現してみます。また54号機は山陰地区でも使用していたので〔DF50メイクアップパーツ〕の山陰地区@スノープロウを装着。
ワイパーに朱色を入れて台車@ステップ部・スカート端ステップのふちに白を色差し。
黒が際立つ、なんとも精悍なDF50へと生まれ変わったと感激('▽'*)ニパッ♪

この前面手すり類を比較すると。。。
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左からマイクロ@貫通扉脇の手すりのみ立体化。 茶@トミックスはすべて車体と一体@プラ成型。
右奥2両がKATOで前面手すりはすべて立体化。ピンボケでも存在が判る優れモノw



すべてのユーザー取り付けパーツを装着すると、絶頂@幸福感を感じるコトができます♪
そんなM的快楽に目覚めた あまりにもオイラの好み@ど真ん中だったKATO@DF50だったので、勢いついでにもぉ1両買ってしまいました(^^;
今度こそ500番台を作りたかったってのもあってね。め、目覚めてなんて無いんだからネ!ホントダヨ



その500番台って~のは九州地区で使用されていた印象深くありました。
そして、どぅせヤルなら特定機で♪ と思いリサーチ開始!
そこで目についたのが1966年(昭41)大分国体の際に運行された、お召し列車の予備機556号機です♪
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お召し機@共通ポイントとして、各手すり@ステンレス化があげられます。
運転室への昇降手すりは銀塗装で表現。前面手すりは晩年は白色化していたよぉなので
あっさり省略w 
しか~し!556号機の最も特徴的な装飾【ヘッドライト@ふち】へのステンレスリングがあります♪ これも塗装にてサクッっと表現しました。
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前面窓は九州地区でよく見られた黒Hゴム(貫通路は灰色Hゴム)
貫通扉の脇の手すりは九州地区@ブルトレ牽引機のヘッドマーク掛け対応の手すり。
ワイパーとタブレットキャッチャーに銀色。台車@ステップ・スカート端ステップふちに白色。運転台のイスに青色を色差ししてみました。
日章旗はKATO@ロクイチ様からご拝借<(_ _*)>

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これでmyお召し機もさらに充実(^^♪ 
そぉいえばKATO@新一号編成のユーザー取り付けパーツもかなりスパルタンだったなぁ~(;´д` )

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日章旗を外せばヘッドマークの取り付けもOKです♪ ヘッドマーク取り付けアダプターが目立つので朱色に色差ししました。

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KATO@DF50には九州寝台特急の〔富士〕と〔彗星〕のヘッドマークが付属しています。
特に〔富士〕は九州タイプの曲面形ヘッドマークだったので、常用ヘッドマークに採用(^^♪


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ヘッドマークアダプター無しだとこんな感じです。実車は貫通扉にヘッドマーク掛けが設置してありました。


さてさて、この556号機は側面フィルターカバーに特徴があります。
新旧フィルターカバーが混在しているのです。そこで〔DF50メイクアップパーツ〕を活用して切り貼りしました。
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運転台[新]【ラジエター】[新][田][新][田][田][田][田][田]運転台

※[田]は十字のサンが入った旧タイプフィルターカバー〔DF50メイクアップパーツ〕です。
※[新]は鎧戸タイプフィルターカバーで製品@デフォルトです。
※側面フィルターカバーをオイラのよぉに千鳥配置にしたい場合、ボディ裏にセロテープ等で仮止めしておくと組み立ての時ラクですヨ。

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運転台[田][田][田][田][田][新][田][新]【ラジエター】[新]運転台
と並んでいます。

556号機は公式側面から見て右側の大きい床下燃料タンク(乙)脇に旧型アフタークーラーが設置してあります。
なので、床下機器は旧型アフタークーラー〔DF50メイクアップパーツ〕に交換しました。
ちなみにアフタークーラーとはコンプレッサーで圧縮された空気を冷やす機器のことです。
比較までに、54号機に登場していただきましょう。
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54号機は公式側面から見て左側の小さい床下燃料タンク(甲)の脇に新型アフタークーラーが設置してあります。よって、デフォルトのままにしてあります。
台車間の床下機器のモールドの違いがわかるかと思います。




すでに本線上を動態で走れる実機はありません。が!?
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模型の世界ならではの大活躍が・・・って走らせるレール無いけど。。。
ぢゃ~ 脳内@我が帝国で元気に走り回っていただくってコトで(^^;;;;


てなわけで DF50にモえる ~Fin~


関連記事:
DF50に萌える♪ Nゲージモデルで送るDF50物語 



《追記》 2018.07.01.記載
この頁を作成した2006年当時、何かの資料に行きつき556号機がお召機であると確信して制作しました。(どんな資料に行きついたのかは記憶が曖昧で追跡不能でした)
しかし、時を経て2018年発刊された《鉄道ピクトリアル2018年8月号 No.948》
【特集】DF50形にて、556号機はお召機では無かったことが判明しました。
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しかし、556号機の手すり@ステンレス化やヘッドライトふち部に残る装飾リング取り付け用ビス穴跡を示す画像が存在しています。ブログ@転轍器サンの〔大分運転所のDF50〕頁の後半に556号機のヘッドライト装飾取り付けビス穴跡がわかる画像があります。
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上記の表紙でもお召機@装飾リングがビス止めで固定されていたことがわかります。
DF50は非力な為、重連で仕業に就いたので予備機も2両あったと考えるのが妥当でしょう。
1966年11月の大分国体での【お召し】担当機は553号機と560号機が務めました。
当時の大分運転所のDF50で543号機・553号機・556号機にヘッドライト周りのビス止め跡が確認できます。
《鉄道ピクトリアル No.948》の〔九州のDF50〕画像集@P72には重連運用で蒸機の補機を務める556号機の姿が収録されています。(DF50が重連で蒸機の前補機って^^;)
1967年2月撮影なので大分国体@お召し運行から3カ月後の画像です。なんと!?車体に白帯ではなくステンレス帯を巻いているのでした。。。
以上の事象から556号機も何らかの特別機になったことがあると推察しています。
たとえばお召し@予備機になっていたとか。。。希望的観測ですがね。。(^^;
よって本頁では556号機はお召し予備機だったというコトでまとめています。(*_ _)ペコ 


※2018.07.01.画像@フォーマットの最適化・新事実反映・リニューアル施工